最終更新日:2025.11.20

Amazon EC2 で Webサーバー構築!初心者でも簡単にできる3ステップのハンズオン

Amazon EC2 で Webサーバー構築!初心者でも簡単にできる3ステップのハンズオン

前回の記事「【初心者向け】無料で学べるAWSハンズオン!手を動かして覚える基本サービス構築手順」では、Amazon EC2(EC2)インスタンスの起動までを解説しました。

【初心者向け】無料で学べるAWSハンズオン!手を動かして覚える基本サービス構築手順

本記事では、その続きとして、Webサーバーを構築するための実践ステップを3段階で紹介します。初心者の方も安心して取り組めるよう、接続〜運用の流れを一つひとつ押さえていきましょう。

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Step1|EC2インスタンスへリモートアクセスする

まずは、起動済みの EC2 インスタンスに対して、SSH を使ったリモート接続環境を整えていきましょう。

手順:

1.インスタンス起動時に生成した鍵ファイルを準備

2.Teraterm 等の SSH クライアントで「ホスト名(パブリックIP)」および適切なユーザー名を入力し、変換済み鍵を読み込む設定を行う

3.接続を試み、「ログインプロンプト」が表示されれば成功です。

Step2|Webサーバー(Apache HTTP Server)を構築する

次に、Webサーバーである「Apache HTTP Server(Apache)」のインストールを実施していきます。

手順:

1.アップデートの実行をするため、下記のコマンドを実行
sudo yum update -y

2.Apacheのインストールをするため、下記のコマンドを実行
sudo yum install httpd -y

3.インストール後、Apacheの起動をする
sudo systemctl start httpd

4.起動後のステータス確認
sudo systemctl status httpd
下記のようにActiveであれば問題なし

Step3|EC2インスタンスに設定しているセキュリティグループにHTTPアクセスルールを追加する

ここでは、構築したWebサーバーが外部から閲覧できるように、セキュリティグループにHTTPのアクセスルールを追加します。

手順:

1.対象のセキュリティグループIDをクリック

2.「インバウンドのルールを編集」をクリック

3.「ルールを追加」をクリック

4.タイプ「HTTP」、ソース「Anywhere-IPv4」を選択し、「ルールを保存」をクリック

Step4|Webサーバーへアクセスして動作を確認する

ここでは、構築した Web サーバーが外部から正しく閲覧できるかをテストします。

手順:

1.インスタンスのパブリックDNS「オープンアドレス」をクリック

2.「保護されていない通信」と表示されるが、テストページが表示される

この流れに沿って実行すれば、「ブラウザから自分の EC2 上の Web サーバーにアクセスできた!」という体験を得られ、次の運用ステップへ安心して進められます。

まとめ

これまで、Amazon EC2 を使った Web サーバー構築の基本手順をステップ形式で学んできました。インスタンスの起動から SSH 接続、初期設定、Web サーバー構築、動作確認、そして発展的な運用設定まで進めることで、クラウド上で安定した Web 環境を自分の手で構築していけます。

同社では、要件定義から構築・運用サポートまでをワンストップで支援し、「人手不足の解消」「業務効率化」「コスト削減」を実現するクラウド活用を後押ししています。

AWS 環境の導入や最適化に不安がある方は、こうした専門サポートを活用し、より安心・安全なクラウド運用を始めてみましょう。

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