2021.07.05 AWS RDSとは? 導入メリット・料金体系・インスタンスタイプなどを紹介

ITシステムには、データを格納するデータベースが欠かせません。Amazon RDS(Amazon Relational Database Service)は、AWS上で使えるリレーショナル型データベースを構築できるサービスです。今回は、Amazon RDSの概要とインスタンスタイプ、料金体系、利用できるデータベースエンジンなどについて解説します。

Amazon RDSとは

Amazon RDSとは、AWS上で使えるリレーショナル型データベースを構築できるサービスです。Amazon RDSを活用することで、データベースの構築に加えてバックアップの自動化やアクセス制御を容易に実施することができます。

Amazon RDS導入のメリット

Amazon RDSの導入メリットは以下の5点です。

主な導入メリット Amazon RDSで出来ること
管理負担を軽減 使いやすい管理コンソール、ソフトウェアの自動パッチ適用など
スケーラビリティ 容易な性能やリソースの拡張など
可用性と耐久性 自動バックアップやスナップショット取得など
セキュリティ 保管中と転送中の暗号化、ネットワークの隔離、リソースレベルのアクセス制御など
低コスト 支払いは実際に使用した分のみで、リザーブドインスタンスによる割引あり

管理負担が軽減され、必要に応じて容易にスケーリングできる点は、Amazon RDSを利用する大きなメリットです。導入することで、サイバー攻撃への備えやBCP対策にもなります。

Amazon RDSのインスタンスタイプ・料金体系

Amazon RDSのインスタンスタイプ

Amazon RDSでは、データベースの用途に合わせたインスタンスタイプを選ぶことが出来ます。インスタンスタイプとは、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークキャパシティーの組み合わせからなる、インスタンスの種類のことです。リレーショナルデータベースのさまざまなユースケースに合わせ、最適なインスタンスタイプを選択できます。

Amazon RDSのインスタンスタイプを簡単にまとめました。どのタイプが用途に合うのかを確認しましょう。

インスタンスタイプ 特徴
Tシリーズ ミニマムな構成。
Mシリーズ スタンダードなインスタンス。コア数、メモリともに一般的な構成。
Rシリーズ メモリに特化したインスタンス。Mシリーズより大きいメモリを搭載。
Xシリーズ 大規模アプリケーション、エンタープライズクラスのアプリケーションなどに最適化された高性能なインスタンス。
Zシリーズ RDSのインスタンスの中でもっとも高速。コア単位のライセンス費用が高いデータベースの利用に最適。

Amazon RDSの料金体系

Amazon RDSの料金体系は、従量課金制と定額制のプランからご自身の環境に合わせて選択が可能です。利用料以外に、データ保管用のストレージ料金・通信料金が別途コストとしてかかります。定額制プランを利用する場合は、1年または3年契約にすることで大幅な割引が受けられる「リザーブドインスタンス」があります。

また、すでにOracleやSQL Serverを使っている場合は、ライセンス持ち込みプラン(BYOL)を利用すると、所有しているデータベースのライセンスを無駄なく使えます。

Amazon RDSで利用できる6種類のデータベースエンジン

Amazon RDSで利用できるデータベースエンジンは以下の6種類です。

データベースエンジン 1インスタンスで使用できるデータベース数とスキーマ数
Amazon Aurora 新規ウィンドウで開く ソフトウェアによる制限なし
PostgreSQL 新規ウィンドウで開く ソフトウェアによる制限なし
MySQL 新規ウィンドウで開く ソフトウェアによる制限なし
MariaDB 新規ウィンドウで開く ソフトウェアによる制限なし
Oracle 新規ウィンドウで開く データベース1個
1データベースあたりのスキーマ数はソフトウェアによる制限なし
SQL Server 新規ウィンドウで開く インスタンスあたり最大100個のデータベース

各データベースエンジンの特徴を簡単に説明します。

Amazon Aurora

Amazonが提供しているRDBMS(Relational DataBase Management System)。処理性能はPostgreSQLの2倍で、高セキュリティ・無停止のままパッチ作業が行えます。

PostgreSQL

オープンソースで人気の高いRDBMSです。多機能で複雑なクエリや大規模なデータベースを扱うことができるため、Webシステムのバックエンド処理に向いています。

MySQL

オープンソース型のRDBMS。幅広く利用されており、設定や管理が比較的容易に、シンプルな使い方に向いています。ナレッジが普及しているのも特徴です。

MariaDB

MySQLをベースに開発されたRDBMS。操作性や使い方はMySQLを踏襲しつつ、処理速度が速く拡張性が高いなどパフォーマンスが向上している点が特徴です。

Oracle

高い堅牢性と信頼性を持つデータベースとして、もっとも多く利用されているRDBMSです。

SQL Server

Microsoft社が提供しているRDBMS。Windowsとの相性が良い点が大きな特徴です。

Amazon RDSの導入や使い方に迷う場合は、専門家に相談を

AWS上で利用できるAmazon RDSは、メリットが豊富なサービスです。ただ、インスタンスタイプやデータベースエンジン、料金タイプなど選択肢が多く、導入から迷ってしまいがちなサービスでもあります。Amazon RDSの選択肢にお困りの場合は、専門家に相談することで、スムーズに最適な構成を選択できるでしょう。

TOKAIコミュニケーションズでは、「AWS導入サポート」 新規ウィンドウで開くをご用意。Amazon RDSの導入や使い方に関するご相談もお受けしています。Amazon RDSの導入を検討されている場合は、ぜひお気軽に当社へご相談 新規ウィンドウで開くください。

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